JP-MIRAIは、2025年5月15日にインドネシア・ジャカルタにて、国際移住機関（IOM）やインドネシア移住労働者保護省（KP2MI）の協力のもと、26社のインドネシア送出機関に対して、JP-MIRAIが推進する「公正で倫理的なリクルート（FERI）」の研修を行いました。この研修では、FERIガイドラインについての講演（杉田弁護士作成）、及び実施要領やワークフロー・参加申し込み方法等について説明を行いました。これは、4月に実施したベトナム・ハノイでの研修と同種のものです。 

KP2MIとIOMからの出席者からも、FERIに参加により、インドネシアが企業から選ばれ、インドネシア人労働者への就労機会拡大と人権保護を益々推進して欲しいと、送出機関の参加を勧めるとのコメントを頂きました。参加した送出機関からは、非常に活発に、FERIに関する具体的な質問が出されたほか、ここインドネシアでも多数の送出機関から是非参加したいという意思表明を頂くことができました。今後登録・審査を経て、ベトナムに続きインドネシアでもFERIの運営を開始します。 

また、KP2MIの人権保護総局長らと面談し、今後日本においてますます増加するインドネシア人労働者の人権保護は、インドネシア政府としても重要な課題であるとして、JP-MIRAIとKP2MIの間で具体的な連携を検討していくことで意見が一致し、今後JP-MIRAIとのMOU締結に向けて、調整を行なうこととなりました。

来月６月には、ベトナム・インドネシアに続いてネパールでも送出し機関向けの訓練を行う予定で、各国での送出し機関の登録も開始しております。この３か国が揃うことで、日本側の受入企業の皆様のご要望対象国もほぼカバーできることとなりますので、受入企業の皆様におかれましては、是非FERIの参加のご検討をお願いしたいと思います。

申込みの方法等については、こちらをご参照下さい。

以上