「責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム」(JP-MIRAI)第2回公開フォーラム実施報告

2021年12月22日

12月6日に開催された第2回公開フォーラム「『選ばれる日本』に向けて必要な取り組みを考える」は、オンライン・会場合わせて約340名に参加いただき、無事終了しました。

第一部は、主に「選ばれる日本」に向けて、これまでJP-MIRAIが取り組んだ活動を事務局が報告しました。続いて、JP-MIRAIの行動原則に沿った活動を進める会員の報告会において会員間の投票で選ばれた4会員の表彰式を行うと同時に、団体・個人の取り組みを紹介していただきました。

和田事務局長より4団体を代表して表彰状を受け取るアジア技術交流共同組合の小川氏 写真:JICA

第二部では、冒頭に中谷元内閣総理大臣補佐官(国際人権問題担当)からビデオメッセージ、東京弁護士会矢吹会長の来賓祝辞をいただきました。また、基調講演では、駐日米国大使館ポンティアス一等書記官がビジネスと人権の推進に向けてJP-MIRAIのような多様なステークホルダーの協業が重要性であることを述べられ、トヨタ自動車(株)人事部海外労政室の奥山室長より国内サプライチェーンにおける技能実習生に対する取り組みや今後のJP-MIRAIの活動への期待が伝えられました。

最後のパネルディスカッションでは、外国人労働者に関わる様々な支援や取組みを行われているGlobal HR Strategy杉田弁護士の進行により、味の素(株)サステイナビリティ推進部社会グループの中尾氏、佐賀県地域交流部国際課の井崎課長、連合東京事務局長の斉藤事務局長、そして、京都精華大学ウスビ・サコ学長より、それぞれの立場における外国人受入れに関する取組について紹介いただいた後、今求められる取組みやJP-MIRAIの役割について議論が行われました。

パネルディスカッションの様子 写真:JICA

参加者の皆様からは、「外国人労働者に関わる多様な立場の方々の関わりや活動を知ることができて良かった」という声と同時に、「もっと深く活動を知りたかった」等のご意見もいただきました。

*当日のフォーラムでの挨拶・講演・パネルディスカッションの概要含む報告書全文についてはこちらをご覧下さい。なお、下記のリンクより当日の動画もご覧になることができます。

2021年活動ハイライト

協力団体感謝状贈呈

優良活動報告

開会挨拶 「国際社会の中で『選ばれる日本へ』」 JICA 理事長 北岡伸一

ビデオメッセージ 中谷元首相補佐官(国際人権問題担当)

東京弁護士会 祝辞

基調講演(1) 「国際社会で求められる人権への取り組み」駐日米国大使館経済部一等書記官 パメラ・ポンティアス氏

基調講演(2) 「ビジネスと人権~民間企業の取組み」 トヨタ自動車株式会社 人事部 海外労政室 室長 奥山洋介氏

パネルディスカッション *佐賀県発表資料はこちらで見られます

閉会挨拶 JP-MIRAI事務局長 和田征樹

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