2月6日(日)、JP-MIRAI youthは「大恩寺インタビュー~支援の形を言葉に~」をテーマに、第3回勉強会・交流会を開催しました。約20名が参加し、インタビューとグループワークを通して外国人支援について学びながら交流を深めました。
前半部分では、埼玉県本庄市にあるベトナム寺院、大恩寺で在日ベトナム人の支援を10年以上行っているティック・タム・チー住職にインタビューを行い、大恩寺が行っている支援や外国人支援の現場で求められていることなどについて話していただきました。
後半の交流会企画では、ティック・タム・チー住職のインタビューをもとに発信記事(ポスター)を作成するグループワークを実施し、参加者間で問題意識を共有しながら親睦を深めることができました。
当日の様子:
インタビューでは、第一線でベトナム人支援を行っているタム・チー住職に、支援の中で抱える困難や、大恩寺に避難してきた技能実習生の方々が抱える問題や思いについて、ご自身の経験を踏まえながら話していただきました。インタビューの最後には、「外国人労働者が私たちの生活を支えてくれていることを再認識し、若い外国人労働者が日本で『楽しく』過ごせるように、やさしく声をかけたり、サッカーや料理を通して交流したりしてほしい」という、私たち日本人の若者への貴重なメッセージをいただきました。
その後のワークショップでは、「共生社会の実現のために私たちができること」をテーマに発信記事(ポスター)を作成しました。タム・チー住職へのインタビューで注目した点や在日外国人に関する問題意識を共有し、それに基づいて私たちにできることを話し合いました。「インタビューを通して外国人と日本人の関係構築の大切さを実感した。スポーツや音楽を通して言語の違いを超えて交流を深めることができるのではないか」などの様々なアイディアを発表してもらいました。
JP-MIRAI youthは、今後も様々な活動を企画していく予定です。詳細が決まり次第、JP-MIRAI youthのFacebookグループでお知らせします。
↓参加者の皆さんに発表していただいたものです。ぜひご覧ください!
【参加者の声】
・多文化共生に関して、初対面の人と議論できる機会はあまりないので非常に有意義だった。
・これまで知らなかった困難があることを知れてよかった。
JP-MIRAI youthは今後も様々な活動を企画していく予定です。
気軽に意見交換や取り組み事例の共有ができるyouth用Facebook【JP-MIRAI youthコミュニティページ】があるので、ぜひご参加ください!