【概要】
責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム(JP-MIRAI)共催にて日本在住ベトナム人協会(VAJ)主催「ベトナム人留学生向けオリエンテーション」を5月16日にJICA横浜センターにて開催、来日後6か月以内のベトナム人留学生約30名が参加し盛況に執り行われました。
【背景】
JP-MIRAIコラボ事業の「コロナ禍の帰国困難ベトナム人への緊急支援」として、日本在住ベトナム人協会(VAJ)が実施、JP-MIRAI共催として実施しました。
【実施状況】
オリエンテーションではベトナムの事情や入国管理に精通している杉田昌平弁護士や、参加者の先輩にあたるベトナム人留学生等2名から、日本とベトナムの文化・価値観の違いや、日本に来てからの経歴、失敗談、成功体験事例等ベトナム人先輩方の講話を熱心に聞き入る姿が見受けられました。Q&Aでは進路の決め方に関する質問が多く、将来の日本での生活、働き方に希望と多少の不安を抱いている留学生の様子が伺えました。来日直後の留学生が一同に会し、生活上の情報を共有し、参加者間のネットワークが構築されたことで、日本国内で円滑な留学生生活ができ、様々なトラブルを未然に予防することが期待できます。
【参加者の声】
オリエンテーション参加留学生からは「オリエンテーションに参加できてよかった」「また何かあれば参加したい」などの声が聞かれました。またオリエンテーションを運営したVAJの留学生スタッフから「留学生の先輩として、日本語学校では教えてくれないような生活情報等を伝えたいと思い、オリエンテーションの企画に参加しました」と同胞の留学生への思いを伺うことができました。