JP-MIRAIでは、ネパールの現地送出し事情や受入れ後の課題への理解を深めることを目的に、2回にわたり「ネパール人材・留学生受入に関する勉強会」を開催しました。ネパールの特性や送出しの現状・課題、労働者の背景やニーズなどについて、2名のご登壇者の視点から最新情報を共有いただきました。
第一回目はネパールの地理的・文化的な特徴や、最新の教育・経済状況などが紹介されました。在日ネパール人の統計データをもとに留学生・技能実習・特定技能の受入れの現状を解説いただきました。労働者受入れの課題として、「特定技能の試験実施が不十分」であることや、「仲介業者の不透明な行為」などが指摘されています(資料p29)。
参加者からは、「現場に精通した発表者の説明は、リアルで他では聞けない内容」「信憑性のあるリアルな情報はありがたい」といった声が寄せられました。
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第二回目はネパール人材や留学生の受け入れに関する現状や、採用におけるメリット・留意点を紹介しました。在留資格等の統計データをもとに、ネパールからの留学生が多い理由を体系的に説明していただきました(資料p16-17)。さらに、ネパール国送り出し法に関する最新情報についても言及されています(資料p21)。
参加者からは「リアルな数値データをご提示いただき、説得力があった」「『個人の見解ですが』と述べられたコメントが実は大変貴重。踏み込めば、深堀しないといけなくなるが、看過できないテーマ」などの声が寄せられました。
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