2022年5月から、JICAはJP-MIRAIとの協力のもと、外国人相談・救済パイロット事業を実施してきました。この事業では、外国人の方に向けて、労働・在留・生活などの困りごとを9言語で受け付ける相談・救済窓口の運用を通じて、国境を越えて移動する方々に対する支援に取り組んできました。今後、本事業は一般社団法人JP-MIRAIの「外国人向け相談窓口」として継続します。
この度、約2年間の試行における実績や相談対応をご紹介する事業報告会を開催します。本報告会では、今後のJP-MIRAI外国人向け相談窓口の在り方を考え、国際的な人口移動と人権保護の潮流の中で、外国人本人との対話を通じた「救済へのアクセス」実現について理解を深めることを目的とします。在留外国人を支援したい方や、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」で外国人労働者への取組みを強化したい企業担当者の方のご参加をお待ちしています。
1.日時:2024年5月13日(月)16:00-17:30
2.開催方法:オンライン(Teams)
3.内容:
(1) JP-MIRAI外国人相談・救済事業の歩みと今後の活動(ご報告)
(2) パネルディスカッション「多角的な視点から捉える外国人相談窓口・外国人の救済へのアクセス~JP-MIRAIアシストの意味・役割・今後の展開~」
<登壇者(予定)>
・佐々木聖子氏(公益財団法人入管協会業務執行理事/前出入国在留管理庁長官)
・松井宏樹氏(外務省総合外交政策局人権人道課企画官)
・Mr. Barwin Scott P. Villordon(駐日フィリピン大使館 アシスタント労働アタッシェ)
・田中竜介氏(ILO駐日事務所プログラムオフィサー)
・中尾洋三氏(一般社団法人JP-MIRAIアドバイザー)
モデレーター:新居みどり氏(特定非営利活動法人国際活動市民中心(CINGA)理事/JP-MIRAI外国人相談・救済パイロット事業・業務総括者)
4.参加方法:
参加申込フォームより必要情報記入のうえ、参加をお申込み下さい。(申込締切:5月9日14:00)
5.問い合わせ先:
JICA 国内事業部 外国人材受入支援室
TEL: 03-5226-8749
メールアドレス:tagfr1@jica.go.jp
担当:江場、安間、山岸
6.主催:
JICA、一般社団法人JP-MIRAI