インドは世界最大の労働者送出し国ですが、在日インド人は約35,000人、うち技能実習生・特定技能労働者は合わせて約1,000人と、そのポテンシャルの大きさに比べ、日本での受入れは限定的と言えます。
看護の基礎知識を習得した修了者が介護人材として来日して活躍されている先行事例もあります。特にインド北東部の7州は、東南アジアに近い文化を持つことから、日本での生活や介護職種などの対人サービス業に馴染みやすいと注目されています。
今後拡大が期待されるインドから日本への人材送出しの現状や課題、今後の動きについての勉強会をシリーズで開催します。
第1回は、JICAからインド政府に派遣されている(予定)栗山様にご講演頂き、参加者の皆様と意見交換をしてまいります。
あわせて、2025年2月下旬には、JP-MIRAI及び外国人雇用協議会の共催により、北東部訪問を含めたスタディツアー「JP-MIRAI現場アカデミー(インド編)」【両団体会員限定】を実施しますので、ご関心のある方は、事務局までお問い合わせください。
講師:栗山 明氏
1994年、一般財団法人 海外産業人材育成協会(AOTS)に入職。2024年まで 30年間にわたり、主に経済産業省、厚生労働省などの事業を通じて、開発途上国の人材育成(日本企業の技術者派遣や外国人材に対する国内外での研修)に従事。
2015 年から 2018年にかけてインド(デリー)に駐在し、日印両国政府が推進する「日本式ものづくり学校(JIM)」の設立支援や、マルチスズキ社などの人材育成に取り組む。
2024年12月より、JICA専門家として、「国家スキル開発公社」(NSDC: National Skill Development Corporation)にアドバイザーとして派遣され、インド人材の日本での受入促進に注力している。
*NSDC: インド人材のスキル開発と海外への人材送出を目的にインド政府が設立した公的機関
■日時:2024年12月18日(水) 16:00–17:00 ■形式:オンライン(Zoom) ■参加費用:無料
お知らせ