国際社会においては、企業のサプライチェーン管理や倫理的なリクルート等、国際基準に合わせた人権への取組みや法制化が進んでいます。日本国内においても、2020年10月に「ビジネスと人権に関する行動計画(2020-2025)」が政府により策定され、企業の人権デュー・ディリジェンスへの取り組みが求められています。
JP-MIRAIでは、企業が個社で取り組むことが難しいサプライチェ―ンにおける「外国人従業員向け多言語相談窓口・救済メカニズム」や人権デュー・ディリジェンスを支援する「企業協働プログラム」を提供しており、これまでに24社、サプライチェ―ンも含めると200社以上の企業、2万5千人以上の労働者を対象にサービスを提供してまいりました。
また今般、海外から送り出される技能実習生及び特定技能労働者から募集・斡旋費用・関連費用を徴収しない国際水準の移民労働者のリクルートを実現するための自発的な枠組み「公正で倫理的なリクルート(FERI)」の運用を開始いたします。法令及び「FERIガイドライン」を遵守する送出機関、斡旋機関、使用者を予め登録し、登録した企業・団体の間でリクルートを行う仕組みで、送出国政府、ILO、JICA、JP-MIRAIが協力し、RBAの助言も得ながら、制度構築・運用支援を進めてまいります。
今回の説明会では、「ビジネスと人権」に関する企業を取り巻く最新動向の解説に続けて、「企業協働プログラム」および「公正で倫理的なリクルート(FERI)」を中心に、2025年度のJP-MIRAIの企業向けプログラムをご説明いたします。より多くの企業の皆様のご参加をお待ちしております。
■日時:2025年2月6日(木)10:30~12:00
■開催形式:オンライン(ZOOM)
■プログラム:
1. 「ビジネスと人権」に関する企業を取り巻く最新動向
2. 2025年度企業向けプログラム
(1) JP-MIRAI 2025年度事業計画
(2) 会員種別とサービス内容について
(3) 企業協働プログラム2025
(4) FERI~公正で倫理的なリクルート
(5) 中小企業向け動画・教材
3. プログラム活用事例紹介
4. 質疑応答
■参加費用:無料
■参考リンク:
責任ある外国人労働者受入れ企業協働プログラム – JP-MIRAI
倫理的なリクルート(FERI) – JP-MIRAI
中小企業向け動画・教材 – JP-MIRAI
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