「技能実習生『手数料』問題研究会」(全4回)実施報告

2021年06月24日

「責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム(JP-MIRAI)」は、「技能実習生『手数料』問題研究会」(全4回、公開・リモート開催)の第4回「『手数料』問題の解決に向けて」(6月15日(火))を開催し、全4回を終了しました。全4回を通じて、民間企業、監理団体/登録支援機関、送出機関、人材紹介会社、関係省庁、メディア11社、研究者/学生、行政書士/社労士、NPO等幅広い層からのべ1,000名を超える参加があり、この問題に関する関心の高さがうかがわれました。

第1回から第4回まで、①ILO、②弁護士、③大学教授、④送出機関、⑤民間企業(雇用主)、⑥研究者、⑦監理団体、⑧在ベトナム日本大使館から、夫々の視点からプレゼンをしていただきました。

登壇者の了解が得られたプレゼン資料、動画を公開中です。

第1回「技能実習生『手数料』問題研究会」の開催実施報告 – Japan Mirai (jp-mirai.org)

第2回「技能実習生『手数料』問題研究会」の開催実施報告 – Japan Mirai (jp-mirai.org)

第3回「技能実習生『手数料』問題研究会」の開催実施報告 – Japan Mirai (jp-mirai.org)

第4回「技能実習生『手数料』問題研究会」資料・動画

在ベトナム日本国大使館 一等書記官 林幹雄様 の講演資料はこちら

講演動画は以下より見られます

「パネルディスカッション~解決に向けていま取り組む事」の資料はこちら

講演動画は以下より見られます

最終回となった第4回では、毎日新聞社岩崎記者による進行のもと、①民間企業、②送出機関、③監理団体、④弁護士、⑤JP-MIRAI事務局(JICA)の参加を得てパネルディスカッションを実施しました。これまでの研究会の発表を振り返り、手数料が発生する背景、高額になる要因を整理・分析した上で、手数料の適正化のために受入企業、監理団体、送出機関等の関係者やJP-MIRAIが取り組める対策について議論を行いました。

まとめとして、課題解決に向け、各企業や団体の取り組みが重要としつつ、このような複雑な社会課題は1社のみの取組みでは対応が困難であり、多様なステークホルダーが集うプラットフォーム(JP-MIRAI)の意義がハイライトされました。ディスカッションの詳細については上記資料・動画をご参照ください。

JP-MIRAIでは、今後も外国人労働者を巡る課題について研究会を継続し、解決策(JP-MIRAIでの取り組みを含む)を提示していく予定です。

以上

Page Top